5月5日 魚鳥菜の感謝祭 

      四條真流庖丁式 長久の鯉

      その後 懇親会 を行いました

包丁式の刀主は当館のイケメン小池くん もう一人のイケメン工藤くんはお手伝い
包丁式の俎板 魚鳥菜の供養をしました
準備をする工藤君 準備完了のようです
カメラもスタンバイOKです 神妙な面持ちの小池くん
ガブも包丁式を見学に・・・ 不細工な顔ですね
五穀豊穣を祈り 司会は飯田屋呉服店 飯田さん
工藤くんが俎板開きの儀をつとめました
表白文奉上 懇親会場では支度がはじまってます
事務所では包丁式を生中継中です 小池くんの勇姿にみんな感動です
一刀一礼真心をこめ ご奉仕させていただきます
これから小鮎川で稚魚の放流を行います これは鯉の稚魚です
これは鮎の稚魚です 懇親会では恒例の酔った笑チャンが登場
どうも

今日は出番がなく、お休みのキャロットでした おしまい

戻る

包丁式とは

 今からおよそ千数百年の昔、平安朝の時代仁和年間に遠くその起因を発しております。第58代光孝天皇が側近に仕える四條山陰中納言藤原ノ政朝公に俎板包丁捌きの掟をさだめるようにと、勅命をだされました。山陰公は、色々ご苦心の末に、これより皆様方がご覧になる四條流式包丁の基本の姿をお定めになりました。右手(めて)に包丁刀、左手(ゆんで)にまな箸を持ち、神に捧げるものゆえ料理材料には決して手を触れる事なく、わが国の天下泰平、五穀豊穣を祈り包丁の錆と消えてゆくすべての材料に感謝の心をこめて一刀一礼の作法にのっとりつつさばくもので、食衛生と一切の無駄を省く食経済合理化の思想の具現であります。世界の東西を通じましてもわが国のみに伝え遺されている食礼作法でこの式包丁が上代におきまして宮中を始め公家社会の儀礼の第一として扱われたのでございます。下って武家の世になりましてからは婚礼をはじめ出陣、凱旋などの祝儀に際しましては必ず執り行われる儀式となったのでございます。

元湯旅館のホームページへ